2021.02.09
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KAWAMURA LEATHER ができるまで、、、 しばブログ Vol.01
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はじめましてkawamura leatherの『しば』と申します。
私はkawamura leatherの母体であります川村通商株式会社に約12年前から(この約というところから、既に良い?加減な性格がバレてしまう)お世話になっておりまして、普段は台東区の本社に勤務しております。
kawamura leatherの店舗に勤務するのは、開店当初から令和3年1月まで毎週火曜日と決まっておりましたが、この度新しい若手が加わり『しば』の店舗勤務が無くなってしまいました…(泣)
初めて書くブログで店舗に絡まなくなった事を書くのは、『何でやねん!』とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、本人が一番思っておりますので何卒ご容赦くださいませ。
今回のブログではkawamura leatherの立ち上げメンバーの1人として、このお店がどんな感じで始まったかお伝えできればと考えております。
遡る事2017年秋ごろに、『海外の良い革を1枚から買えるお店って無いよね〜。革問屋さんの敷居って高いからなかなか買えないんだよ』とある方がおっしゃられた言葉を、オーナーの川村と一緒に聞いて何かできないか考え調査を開始しました。
元々輸入卸売業専門の私達は、小売のノウハウは全く無く完全に手探り状態でした。
先ずは店舗をどこに出すか不動産会社をぐるぐると巡りましたが、いい物件が見当たらず数ヶ月が過ぎましたが、何とか現在の店舗と出会え早速店内の改装を開始しました、が!
この物件は以前飲食店でして契約内容がそのままの状態で貸主に返して、次に入る人が残ったものを処理するというものでした、、、。(居抜きで飲食業をしたい人は助かりますが私共にとってはただの、、、でした)
皆さんもこの時点でお分かりと思いますが、店内には冷蔵庫や厨房、お客様が食事をする椅子やテーブル、更に食器類まで置きっぱなしでした(泣、、、いや大泣です)
萎える気持ちを奮い立たせ、店長と2人で産業廃棄物のトラックに荷物をガンガン積み込みやっとのこと店内をスケルトンにしました!
業者さんもスッキリしたねぇ〜と満足気! ^ ^/
そして数日かけて店長とオーナーの川村と三人で天井のペンキ塗り
この天井にペンキを塗る時に、いかに天井から垂れてくるペンキをシュシュッと避けながら塗るかがポイントとなります。慣れるまでに服はもちろん、髪の毛や顔までアイボリーのペンキまみれでした、、、泣×2。
ペンキとの戦いに勝ち!(負けはあるのか?)やっと辿り着いた開店。
しかし〜
売るものが無い〜〜(汗)
鹿の角が最前列に置いてある〜鹿の角が推しか(驚)
辛うじて革が飾ってある〜
(現在は5段ですが、当初は2段のみ。この写真を見ると、本当に商売する気があるのか当時の自分に問いたい、、、)
またこんな感じの店内なので、開店当初は『何屋さんですか?』と、ご来店いただいたお客様に何十回聞かれたか分かりません(笑)
その後、お客様のご要望やご意見をたくさんいただきまして、現在のお店に至ります。
今まで自分は物作りとは無縁で、と申しますか不器用なので苦手でしたが、このお店作りを通して、ペンキを塗ったりレジカウンターや展示用什器を木材で作ったりしていい経験をさせていただきました。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
これからもお客様と一緒に物作りに携わっていけたらと思います。
今は商品も少しずつ増えてきているので、ぜひご覧いただけたら幸いです。