2021.12.15
- カテゴリ:
- KL-HUB PROJECT
#1 バトンをつなぐ【KL-HUB】という活動を始めました!
- □ アーカイブ
-
- 2023.12(2)
- 2023.11(3)
- 2023.10(5)
- 2023.9(4)
- 2023.8(6)
- 2023.7(8)
- 2023.6(1)
- 2023.5(3)
- 2023.3(3)
- 2023.1(1)
- 2022.12(3)
- 2022.11(3)
- 2022.10(4)
- 2022.9(2)
- 2022.8(2)
- 2022.7(2)
- 2022.5(1)
- 2022.4(2)
- 2022.3(3)
- 2022.2(7)
- 2022.1(4)
- 2021.12(3)
- 2021.11(2)
- 2021.10(3)
- 2021.9(4)
- 2021.8(7)
- 2021.7(3)
- 2021.6(4)
- 2021.5(8)
- 2021.4(4)
- 2021.3(3)
- 2021.2(5)
- 2021.1(4)
いつもKAWAMURA LEATHERをご利用いただきありがとうございます。
今回のブログは、東京 蔵前の実店舗で12月より開始した【KL-HUB】という企画・活動についてご案内します。
【KLーHUB】とは
「ケーエル ハブ 」と読みます。
ちょっと前に「羽田空港のハブ化」なんてニュースにあったのと同じハブです。
車輪やプロペラなどの中心にある部品、構造を意味するように、モノやヒトが集まり広がっていくような取り組みにしたいという思いから付けました。
簡単に説明すると、
レザークラフトをしていく中で、使わなくなった、眠っている工具や金具、糸などを
KAWAMURA LEATHERにお持ち込みいただき、それを必要としている方が無償で受け取れる取り組みです。
詳しい説明の前に、なぜ私たちはこの取り組みを行うのかきっかけの説明をします。
徳島県 上勝町「ゼロウェイストセンター」への研修
きっかけはKAWAMURA LEATHERの社員研修で訪れた徳島県の上勝町という町にある、
ゼロウェイストセンターを訪たことがきっかけでした。
日本で初めて「ゼロ・ウェイスト」を宣言した自治体
上勝町に住む方はごみを収集車ではなく町民自らごみステーションへ持ち込みます。
そしてゼロウェイストセンター内にあるごみステーションで45種類に分別しています。
その結果、上勝町のリサイクル率は80%に到達しています。
この活動に興味を持ち、KAWAMURA LEATHERの母体の川村通商(株)は
上勝町ゼロウェイストセンターとラボラトリー契約を行い、
私たちもこちらに併設するHOTEL WHYに宿泊し、上勝町の暮らしを体験し日々のごみを見つめなおすヒントを探る事ができました。
ごみを考える事で、いかにごみを出さないか。そのために何をするか。また、出てしまったものをどうするか。
ということを楽しみながら学び、とても考えることができました。
KAWAMURA LEATHERとして取り組めることはないか?
こちらのごみステーションでは分別する他、リサイクルによって節約になる費用を表示したり、
併設する施設では様々なところに廃材が美しく使われ参加する側も興味が湧くような取り組みがされていました。
中でも私たちが興味を持ったのが、「くるくるショップ」
不要になった【まだ使えるモノ】を展示し、誰でも無償で持ち帰れるという取り組み。
レザークラフトの工具や金具などは作り手さんのスキルが上がると使用するものも変わってきたりで、
きっと自宅や工房でまだまだ使えるのに眠っているものがたくさんあるのではないか。
それらをこれから始めるビギナーの方や、必要とする方に繋げられるのでは。というのがきっかけです。
2021年12月1日より東京蔵前の実店舗でも【KL-HUB】としてこの取り組みを開始する運びとなりました。
KL-HUBの使い方
誰でも自由にお持ち込み、お持ち帰り頂く事が可能です。
【お持ち帰りについて】
提供者さんからのコメントが書かれているノートがあります。
そちらにご記入いただければ、お持ち帰り頂けます。ニックネームでもインスタアカウントでも可能です。
※SNSで発信させていただきますので、予めご了承ください。
必要なものを必要な分ご自由におとりください。
【お持ち込みについて】
現在、お引き受けできるモノについては下記のものになります。
■レザークラフトに使用する工具、糸、機材
■レザークラフトに使用する金具類
※お引き受けできないもの
■染料、接着剤などの液体、液状のもの。
■製品、革素材
お持ち込みいただいた際に簡単なアンケートをさせていただきます。
品名やメーカーなど分からなくても大丈夫ですのでお気軽にスタッフまでお声かけください。
また、インスタグラムでもこの活動を告知しています。
お持ち込み時に「SNSに掲載可してもよい」とお答えいただいた方は、お持ち帰りだいた方のコメントなどを
ご確認いただけます。
この投稿をInstagramで見る
最後に
このKL-HUBは不要になったモノを通じて作り手さん同士がつながったり、環境問題について少しでも
考えにるきっかけになれたらという思いではじめました。
対価はお金ではなく「ありがとう」の気持ちだけです。皆さんの気持ちとマナーでより良い取り組みになるように
していきたいと思いますのでご協力お願いいたします。
ご質問やお問合せなどは下記までお気軽にどうぞ!
担当:森
電話:090‐1893‐5393
メール:m.mori@kawamura-net.co.jp