ワークスペース機材紹介「漉き機」編
- □ アーカイブ
-
- 2023.12(2)
- 2023.11(3)
- 2023.10(5)
- 2023.9(4)
- 2023.8(6)
- 2023.7(8)
- 2023.6(1)
- 2023.5(3)
- 2023.3(3)
- 2023.1(1)
- 2022.12(3)
- 2022.11(3)
- 2022.10(4)
- 2022.9(2)
- 2022.8(2)
- 2022.7(2)
- 2022.5(1)
- 2022.4(2)
- 2022.3(3)
- 2022.2(7)
- 2022.1(4)
- 2021.12(3)
- 2021.11(2)
- 2021.10(3)
- 2021.9(4)
- 2021.8(7)
- 2021.7(3)
- 2021.6(4)
- 2021.5(8)
- 2021.4(4)
- 2021.3(3)
- 2021.2(5)
- 2021.1(4)
こんにちは!
ブログを開いて頂きありがとうございます。
前回店舗内に併設しておりますワークスペースについてさわりだけ書かせて頂きました。
今回はワークスペースにあります「漉き機」にスポットを当てて書かせて頂こうかなと思います。
一般的には漉き割り機やスライサー、バンドナイフと呼ばれおります。
ご存知かと思いますが革パーツを必要な厚みにスライス、漉き割る機械(スライサー)です。
※店舗にございます漉き機は30cm幅の物になります。
使用する目的と致しましては主に以下のようになるかと思います。
①革の厚みを自身の希望の厚みにスライスする。
②革の箇所によって厚みに違いがありますが漉くことで厚みを均一にそろえる。
③後の作業にある糊付、縫い、仕上げでの作業効率を良くする。
他にもあるかと思いますが大きく分けるとこの3つですかね。
実際に店舗取扱い革で1番厚い革のTENDER(テンダー)で漉いてみました。
元の厚みは3.4mm~3.6mmです。
上が元の厚みで下が1.5mmで漉いたものです。
元々厚い革でもここまで漉ければ製作の幅はかなり広がりますね。
私も製作をする身ではありますが使用するパーツによって厚みは異なるのでこの機械を
使えるメリットは非常に大きいと思います。
ミシンやコバ漉き機は個人でも持てなくはないですが、漉き機に関しましては本体の重さ、場所の確保、
購入金額と個人で持つには非常に難しい条件があります。
実際当ワークスペースをご利用頂いたお客様の使用する機械も、漉き機の使用頻度が1番高いですね。
実際使って頂くと「楽しい!」、「楽!」、「早い!」といったお言葉を頂けます。
お鞄や小物、靴といった形で皆様日ごろから作る楽しさを知っておられるので実際に作業を体験頂くと
作る喜びをここでも感じて頂けています。非常に嬉しいですね!
是非これからも多くの方に経験して頂ければと思います。
勿論全漉き加工のご対応も致しております。
※加工代:1枚¥700(+tax) 加工に要する日数:1週間前後頂いております。
最後までご覧頂きありがとうございました。
また更新致します!