鞣しで世界に挑戦する 北中社長
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オーナーの洋一郎です。
今回は、我社でも常時販売している姫路市にある「きたなか」さんのヌメ革。
6月北中社長が店舗に来て頂きまして、革についてお話しさせて頂きました。
鞣し業界にいると「きたなか」さんの事を知らない方はいないかと思いますが
製品になるとあまり皆様馴染がないかもしれません。
実は、きたなかさんは鞣しを専門になされていて、タンナーさんへの鞣した革のご販売が大半だからです。
要は業界の縁の下の力持ち。クロム、タンニン鞣しだけで現在勝負されています。
きたなかさんの工場はとても整備されていて、イタリア製の高価な大きな太鼓も陳列されていて本当いつもお邪魔しても圧巻です。
我社の薬品も一部使用して頂き、今後も一緒に日本の鞣し業界を支えていきたいなと思っております。
※写真は実際の工場内の様子
きたなか社長
「昭和30年頃の当初、祖父の時代にバンドナイフの工場として創業致しました。
※バンドナイフとは皮を漉く大変な重労働
そして父に引継がれ、自分は20代の前半で入社しました。自分の代でバンドナイフの
委託事業+クロム鞣しの委託事業を行いました。
最初はわからないことだらけで失敗も多かったのですが、取引先様に怒られながらも
徐々に製品として認められていきました。」
川村
「そういう意味では、お父様から継がれた時から仕事内容は変わっているのですね。とても興味深いです。」
きたなか社長
「多くの失敗もありました。しかし自分自身も「鞣し」でもっと出来る事は有るのでないかという事で、
進めてきて現在の形になっております。最近ではタンニン鞣しにも挑戦して現在の製品ができいます。
まだまだ改善出来る事はあるかと思いますが日々改善していければと思います。」
本当に我社で少量しか購入していないので、すいませんと私が申したところ、
挑戦している我社は好きだから全然かまわないよ、早く10倍くらい買ってくれることを期待しているという
温かいお言葉を頂戴しました。
本当に日々挑戦を続けているきたなか社長!私達もきたなか社長の想いを確りつたえていきます。
洋一郎