KAWAMURA LEATHER

2021.02.01

カテゴリ:
オーナーブログ

今年もよろしくお願い致します @オーナーカワムラ

皆様日頃よりkawamuraleather をご利用いただきました誠にありがとうございます。オーナーのカワムラです。

 

Covid19の影響もありとんでもない勢いで世の中が変わっているのですが、おかげさまで無事新年もスタートができました。心より御礼申し上げます。まだまだ東京は感染者が増えていて予断を許しませんが、みなさま体調だけはくれぐれもご自愛くださいませ。

私は革やその他の材料を日本に[仕入れ]を主の仕事にしています。コロナ前は年に5回くらいはイタリアに行ってモノの買付や、お客様と一緒にモノづくりの最前線にモノづくりの考え方等をまなんできています。また、色々お話しさせていただける機会があればイタリアのモノづくり最前線ということで色々シェアさせていただければと思います。

(写真は師匠であるHERZの近藤会長とパシャリ)

 

今日は、お時間をもらってわが社の紹介を少し説明させてもらえればと思います。

 

<会社紹介>

現在わが社は大きく分けると2つの部門があって、皮革物資事業部と食肉事業部があります。恐らく日本でもうちだけだと思います食肉も革もやっている会社は。店舗から徒歩10分くらいのとこに本社があります(鳥越神社の前付近)

畜産業に付加価値をつけることを会社の生業としています。原皮の取扱いもしているので、わが社ではなく他の革問屋さんから購入されている革もうちがご提供したのがあるかもしれません。

その中で私たちの皮革物資事業部はさらに3つのディビジョンにわかれます

①革(卸、小売り)

②資材

(VB工場内にて)

③なめし薬品(姫路支店)

(仕上げ機)

①革:卸売業が主で行っております。特にランドセル革の販売が多く、約100万人いる児童の10%程度は革のランドセルをつかってましてその6割くらいはわが社の革を使っていただいています。あんなブランド、こんなブランドのランドセルにも材料のご提供させていただいております。

もう一方で、イタリアン革も多く流通させておりました。その卸で流通していた革を1枚からより多くの人に届けるという目的から店舗はスタートしました。今は「つくれるを叶える」ことをわが部門の提供価値として、店舗では工房スペースを設けさせていただいております

②資材:靴や小物の芯材の材料輸入、加工販売をしております。メンズレディースの靴・鞄の見えない部分でありますが大切なモノを成形するのに必要な材料です。特に靴の踵のアーチをつくるのには専門の機械や技術がいるのでその数少ない価値を提供できます。また本底関係ではVibramの代理店を、また水生ノリの販売も担っています。多くの工場様に現在溶剤ノリから水生ノリに変えて、モノづくりの環境を向上させることに取り組んでいます。

 

③なめし薬品:現在の国産の革のタンニン鞣しとよばれるタンニン革のタンニンの6割以上はわが社が提供しています。これは創業時からのビジネスであり100年以上ある部門です。現在は国内での鞣し業が激減したため、タンニンのほかの用途開発も進めています。弊社はタンニンのパイオニアとしてさまざまなほかの用途にもタンニンを提供できるように取り組んでいます。

 

 

 

続く

 

 

 

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