ROCADO ロカド
職人技が生み出すアートのようなシェルコードバン
イタリア・トスカーナ州ポンテ・ア・エゴラ地区に拠点を置くROCADO(ロカド)社は、1982年にDorota Gulbicki氏によって創業されたタンナーです。社名「ROCADO」は、彼女の息子ROberto、娘CAterina、そして自身の名前DOrotaの頭文字を組み合わせたものです。元々は馬の原皮を取引する業者として始まり、現社長のロベルト氏が高級革製品であるコードバンの製造を開始しました。
ROCADO社の特徴と革づくりへのこだわり
ロカド社のコードバンは、イタリア伝統のバケッタ製法で作られたオイルレザーです。コードバン特有の硬いハリがありながらも、しっとりとした手触りと美しい光沢を併せ持つ高品質な仕上がりです。
クロムや化学薬品を一切使用せず、環境に優しい製法を徹底しており、品質検査後には正規品の証として裏面にROCADO / ロカド社の刻印が押されています。また、職人による多彩な手作業による仕上げがアート作品のような独自の仕上がりとなっています。
シェルコードバンの魅力
シェルコードバンは、馬の臀部の下層皮という希少な部位からつくられる革で、馬肉を食す文化が世界的に見ても数少ないため、原皮自体の希少性が非常に高いことが特徴です。非常に緻密な繊維構造を持ち、耐久性と自然な撥水性に優れています。最大の魅力は吸い付くような滑らかさと、キラキラと光る深みのある艶から「革の宝石」とも称されるその表面の美しさです。使い込むほどに革に浸透したオイルにより革をより柔らかく、深みのある色へと変化します。
製品ラインナップ
KAWAMURA LEATHERでは、均一に染められた透明感のある上品な仕上がりが魅力の「CLASSIC」、アート作品のような刷毛目が特徴の「MARBLED」、タンポナートという技法を用い、霞がかったような奥行きのあるミステリアスな表情で仕上げた「MUSEUM」を取り扱っております。また、染色やグレージング加工をしていない、敢えてマットな質感に仕上げた素上げのコードバン「NATURAL」をROCADO社にお願いして作ってもらいました。
関連商品
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シェルコードバン【MUSEUM】
「タンポナート」という染色技法で1枚1枚職人の手作業で仕上げられています。
- イタリア
- 植物タンニン鞣し
- 15~35ds前後(平均:25ds前後)
- コードバン
- 1.6mm〜1.8mm
- 全6色
¥30,000円(平均)
シェルコードバン【MARBLED】
1枚1枚職人の手作業によって染料で仕上げられるため同じ柄のものが二つとない唯一無二のアートなコードバンです。
- イタリア
- 植物タンニン鞣し
- 15~35ds前後(平均:25ds前後)
- コードバン
- 1.6~1.8mm前後
- 全9色
¥ 30,000(平均)
シェルコードバン【CLASSIC】
A4サイズにカットしたネブラスカ。シュリンクレザーで柔らかく、お試しクラフトや小物での製作にお勧めです。
- イタリア
- タンニン鞣し
- 15~35ds前後(平均:25ds前後)
- コードバン
- 1.6~1.8mm前後
- 10色
¥ 26,000円(平均)
シェルコードバン【NATURAL】
染色やグレージング加工をしていない素上げのコードバンです。 敢えてマットな質感のコードバンをROCADO社にお願いして作ってもらいました。
- イタリア
- タンニン鞣し
- 15~35ds前後(平均:25ds前後)
- コードバン
- 1.6~1.8mm前後
¥25,000円(平均)
TANNERS タンナー 一覧
イタリアの伝統的な革づくりを支えるタンナーたち。
KAWAMURA LEATHERでは、現地で直接対話し、品質と理念に共感できるタンナーからのみ革を仕入れています。
ここでは、私たちが選び抜いた信頼のパートナーをご紹介します。