2021.05.17
- カテゴリ:
- レザー
廃盤の危機から復活を目指す『REVERSO / リベルソ』の紹介
- □ アーカイブ
-
- 2023.12(2)
- 2023.11(3)
- 2023.10(5)
- 2023.9(4)
- 2023.8(6)
- 2023.7(8)
- 2023.6(1)
- 2023.5(3)
- 2023.3(3)
- 2023.1(1)
- 2022.12(3)
- 2022.11(3)
- 2022.10(4)
- 2022.9(2)
- 2022.8(2)
- 2022.7(2)
- 2022.5(1)
- 2022.4(2)
- 2022.3(3)
- 2022.2(7)
- 2022.1(4)
- 2021.12(3)
- 2021.11(2)
- 2021.10(3)
- 2021.9(4)
- 2021.8(7)
- 2021.7(3)
- 2021.6(4)
- 2021.5(8)
- 2021.4(4)
- 2021.3(3)
- 2021.2(5)
- 2021.1(4)
こんにちは、iso(いそ)です。
ついにこの日が来ました!
廃盤の空気が漂っていた『REVERSO / リベルソ』が9色展開となって最後の勝負に挑みます!
まずは一連の経緯から…
『REVERSO / リベルソ』の色展開が増えた経緯
昨年(2020年)の6月から『Kawamura Leather』で働くようになったのですが、その時にはすでに「リベルソは廃盤」という空気が流れていて、当時何も知らない自分も「そうなんだぁ。じゃあ、あんまりアピールしない方がいいな」ぐらいに思っていました。
ところが、月日が経つにつれて「あれ? この革 結構よくない?」ってなってきて。 11月の中旬頃に店舗運営に関わるメンバーが集うミーティングで、「リベルソをもう1回やりたい!」と意見してみたところ…
案の定冷ややかな反応… ~_~;
そこから粘って粘って、一人ずつお願いして回って、
「確かに今まであまり売れてなかったから廃盤にして、違う革にチャレンジした方が良いという気持ちは分かります! でも、売れなかった原因は、リベルソに問題があるわけではなく、色展開やアピールの仕方に問題があったからで、そこら辺をテコ入れしたら絶対売れると思うんです!」
と力説したところ、
「そこまで言うんだったら1回やってみたらいい。 そのかわり、結果が出なかった時は分かってるよね」
と上司から快諾(レッツ ポジティブ!)をもらい12月初めにLo Stivale社に『REVERSO / リベルソ』をオーダー。
世界的なコンテナ不足やスエズ運河の事故の影響もあり、ようやく!よーーーやく‼︎ オーダーから実に半年後の5月14日(金)に入荷しました (ToT)
ちなみに、入荷した時の様子がこちら↓↓↓
この投稿をInstagramで見る
そんな経緯で『REVERSO / リベルソ』は復活を遂げたわけですが、ここからが定番革になれるかどうかを賭けた本当の挑戦のスタートになります。
まずはテコ入れした色展開を紹介させてください。
新生『REVERSO / リベルソ』の色展開
ちなみに、これまでの色展開は…
イエロー、ネイビー、ダークブラウン、ブラックの4色。。。
これではなかなか「よし、使ってみよう!」と作り手さんに思ってもらうのは難しいですよね?
で、何がなんでも結果を出さないといけない私が組んだ色展がこちら!
左から順に、COG = コニャック【新色】、CHC = チョコ【新色】、DBR = ダークブラウン【新色】、AMB = アンバー【新色】、RED = レッド【新色】、WIN = ワイン【新色】、NVY = ネイビー、TAU = トープ【新色】、BLK = ブラックの全9色。
本当はドカーン!と12色ぐらいやりたいんですが、結果が出るまでは限られた中でやるしかないので、私の独断と偏見で勝てるメンバー(作り手さんに採用してもらえそうな色)で組ませてもらった次第です。 イエローは個人的に推しの色なのですが、断腸の思いで今回は外すことにしました。 『REVERSO / リベルソ』を無事定番革に復活させられたら爆速でイエローも復活させようと思ってるので、待っててください。
てか、9色でやらせてもらえただけでも本当に上司には感謝していて、『REVERSO / リベルソ』の復活と色展開が増えたことで作り手さんに喜んでもらえて、今までよりも売れるようになれば、全員が幸せだなって思ってます ( ^ω^ )
リバースレザー『REVERSO / リベルソ』の説明
『REVERSO / リベルソ』は、ランクの低い(状態のあまり良くない)原皮を生かすために、特殊な裏処理を施して、“床面を表として使えるように仕立てられた革”になります。
床面(画像 上)はツヤツヤスベスベに仕立てられていて、まるで銀面のような仕上がり。
銀面は(画像 下)はシボがあって、ぱっと見『NEBRASKA / ネブラスカ』と似た表情。
製造しているLo Stivale社は、床面を表として使う想定でこの革を作っているので、『REVERSO / リベルソ』に関しては面積の印字が銀面にあります。 完全に銀面が裏の扱いですね。
一方で、こんな感じで銀面に面積の印字があると「これを活かして一点物を作りたい」と創作意欲が湧いてくる作り手さんもいるんじゃないかなと想像したりします ( ^ω^ )
そして、気になるランクの低い(状態のあまり良くない)原皮を仕様した『REVERSO / リベルソ』のds単価は、¥124- (+税)。
5枚以上購入していただいた場合は【まとめ買い値引き】の対象革なので、ds単価 ¥114- (+税) になります!
店頭にお越しいただける方は是非実際に見て触って(嗅いでw)いただきたいです。 この革の良さや『NEBRASKA / ネブラスカ』との違いを実感してもらえると思います。
「遠くて行けないよ」「コロナが心配で行けないよ」という方のために、オンライン接客(ビデオ通話による接客)の対応もご用意させていただいてますので、是非ご利用ください。 詳しくはこちら↓↓↓
最後に各色の画像と商品ページへのリンクを繋いで締め括りとさせていただきます。
▼『REVERSO / リベルソ』#305 / ダークブラウン
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
『REVERSO / リベルソ』については、もう少し書いておきたいことがあるので、またそちらも読んでもらえたら嬉しいです (^ ^)