2021.05.20
- カテゴリ:
- レザー
リバースレザー『REVERSO / リベルソ』の銀面の状態はこんな感じ
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こんにちは、iso(いそ)です。
前回に引き続き、今回も『REVERSO / リベルソ』について書かせていただきます。
前回の記事をまだ読まれてない方はこちら↓↓↓
前回の記事でも紹介したように、『REVERSO / リベルソ』はランクの低い(状態があまり良くない)革の裏面を加工して表として使えるように仕立てられた革であり、革の名前は「reverse / リバース(=逆行する)」が語源となっていて、タンナーであるLo Stivale社の「銀面は評価対象じゃないからね」という意思表示が窺い知れます。
ただ、この革を使用していただいてるほとんどの作り手さんが銀面を表として使われているようで…
これから使われる方もきっと銀面を表として使われる可能性が高そうなので…
「リベルソの銀面ってぶっちゃけどんな感じなの?」という声がどこからともなく聞こえてきそうなので…
画像をご用意してみました。
『REVERSO / リベルソ』の銀面はこんな感じ
先に1点だけお願いがあります。
悪い部分の画像を集めて一気に見てもらうことになるので、「うわー、こりゃ酷いな!」ってなるかもですが、全部が全部こんな感じじゃないので、そのことだけはご理解くださいね ^_^;
では行きましょう!(キズフェチの作り手さんがいっぱいいることを祈りながら!)
▼ 銀面の剥がれ
▼ アザの痕
▼ 背筋の荒れたところ
▼ 様々なキズの痕
▼ 折れてたあと
▼ 染めムラ
あとは、前回もお伝えしましたが…
▼ 面積の印字
最後に中和目的で状態のいい個体も載せておきますね ( ^ω^ )
いかがでしたでしょうか?
幻滅しちゃいましたか? それとも、さらに興味が湧きましたか?
これはセールストークでもなんでもなくて、僕は純粋に「革らしいな」って思います。 革らしくて好きです。
個人的には、定番革の『KUDU / クードゥー』のようなイメージで、銀面を表として使う場合は「キズありきの革」としてそのキズもエンドユーザーさんに理解してもらいながら活かしてもらえたら嬉しいなと思っています。(※ KUDUほどキズが多いわけではありません)
あとは銀面にある面積の印字を作品の一部に使って、一点モノ的な感じで付加価値をつけてもらえたら尚嬉しいなぁと思っています。(革一枚から一つしか取れませんからね)
一方で、床面を表として使ってもらうのも銀面にはない独特の表情になるので面白いと思いますし、銀面と床面の両方が見えるような作品も面白いと思います。 店長に作例を一つお願いしています。 楽しみー ( ^ω^ )
『REVERSO / リベルソ』のお試しサイズ
今回の記事で『REVERSO / リベルソ』が気になってくれた方がいたら、小さいサイズもご用意してますので、試していただけたら嬉しいです (^ ^)
同じくシボのある革(シュリンクレザー)で『NEBRASKA / ネブラスカ』という革があるのですが、『REVERSO / リベルソ』と『NEBRASKA / ネブラスカ』ではどういう違いがあるのか知りたい作り手さんもいるかなぁと思うので、次回はその違いについて書いてみようと思います。
リベルソにはリベルソの良さがあって、リベルソの良さを実感することで今度はネブラスカの良さを再認識できちゃうんですが、そこら辺をどこまで言語化できるか…
あんまり自信ないですが、とりあえずチャレンジしてみますね!
今回も最後までお付き合いいただいてありがとうございました m(_ _)m